2023年今購入すべき!価格高騰の理由と選ぶべき真珠とは

2023年今購入すべき!価格高騰の理由と選ぶべき真珠とは

最近、日用品や食料品、光熱費といった物価が高騰して世間を騒がせています。金が高騰しているのを知っている人は多いと思いますが、実は真珠も年々高騰しています。なぜ真珠も高騰しているのか、その中で選ぶべき真珠をご紹介します。

この記事を書いたスタッフ

伊藤 実穂
伊藤 実穂

こんにちは。私はパティシエ、ブライダルジュエリーのコンシェルジュを経験し接客においての心理的要素やWEBライティングなどを学んできました。将来は現場で活躍する方のサポートや効果的に集客できるお店作りのサポートができればと思っています。

「伊藤 実穂」はLUCIR-Kのスタッフです。

目次

真珠価格高騰の理由

1.養殖場で稚貝の大量死

2019年にあこや貝の大量死が発生しました。国内最大のあこや真珠産地である愛媛県宇和島を中心に長崎県、三重県にも被害が及びました。大量死の原因として挙げられているのは、海水温の上昇や感染症などと言われています。真珠はすぐにできるものではなく、養殖に早いもので1年、長いものは3年かけて出荷します。つまり、ここから1~3年は生産量が大きく減少することになります。

2.生産量のほとんどを中国が買っている

稚貝の大量死によって、生産量が1/3ほどになってしまいました。少量しかないものを業者で取り合い、販売価格が高騰しても中国がすべて買い上げてしまいます。日本の真珠は綺麗で品質が高いことや、円安の影響で安く買えるという理由で購入する人が増えています。日本に残る真珠で品質のいいものとなると、必然的に価格も高騰してしまいます。

今後も真珠の価格は間違いなく上がっていきます。一時的なものではなく、生産者が減ってしまう可能性があるからです。

真珠について

Q 真珠の日頃のお手入れ方法は?
A真珠のお手入れのコツは、使い終わったら柔らかく綺麗な布で拭くことです。人の汗などが真珠に付着したままにしておくと、弱酸性によって真珠層を破壊します。少し汗をかいたかなという時は、一粒づつ揉むように丁寧に拭いてください。
Q 真珠の糸替えのタイミングは?
A 5年に一度は糸替えをするといいでしょう。5年だとまだ劣化していないことも多いですが、糸の劣化は環境によって早まることもあるため、少し早めに交換をおすすめします。また、真珠ネックレスの端を持ってぶら下げたときに、真珠の珠と珠の間に糸が見えてきたときには糸替えが必要になってきます。
Q 真珠の選ぶ大きさは?
A 真珠によって雰囲気が変わってきます。一般的にフォーマルな席では大ぶりのものを、カジュアルなシーンでは小ぶりのものを選ばれますが、自分の年代に合ったサイズを選ぶといいでしょう。20代では、もともとの雰囲気が華やかなので、あまり背伸びせずに7~7.5mmくらいの小ぶりを選ぶといいでしょう。30代は、落ち着きも出てきますので一回り大きな8㎜サイズがおすすめです。結婚式や入学式、卒業式などフォーマルな席にも似合います。40代以上は8mm以上の大ぶりなサイズの真珠が輝きがあり、首元を明るくしてくれて若々しい印象にしてくれます。

選ぶべき真珠とは?

真珠を見極めるのに6つのポイントがあります。

照り

真珠の照りとは、一般的に真珠の光沢を意味し、良し悪しを判断する重要な目安になります。照りが強い真珠であるほど手にした時に真珠に映る影がはっきりと見え、反対に照りが弱いほどぼやけて見えます。

巻き

真珠の巻きとは、核の周りに形成される真珠層の厚みのことで、厚みがあるほど巻きが良いとされます。また、真珠の耐久性という点からも重要な要素となります。あこや真珠の場合では厚さが0.35~0.5ミクロンという非常に薄い結晶が1000枚以上積み重なって真珠層を形成しており、巻きが良いものほど耐久性に優れ強い光沢を放ちます。

キズ

養殖の際に表面に自然にできる突起やくぼみのことを指します。真珠は自然が作り上げるゆえ、研磨して仕上げる他の宝石のように隠すことができないのです。キズのランクは数や大きさ、場所によって無傷、小傷、中傷、大傷に分けられ、傷が少ないほど良いとされています。キズが少なく、目立たない真珠を選ぶためには、まず身に着けてみた時の印象が重要になってきます。

真珠は、ラウンド(真円)に近いほど良いとされています。真珠層が厚く巻くほど形が歪んでいく傾向にあり、巻きが厚くて真円に近いものはかなりの希少価値があります。

大きさ

直径が7~8ミリのものが主流です。真珠のサイズは、貝の中に入れる核の大きさと真珠層の厚さで決まり、サイズが大きくなるほど高価になります。

連相

1本のネックレスやイヤリングを構成する、真珠のバランスの良し悪しを表現します。統一感がとれているものほど連相がいいとされています。

標準色のシルバーホワイトの他に、ピンク系、ホワイト系、クリーム系、ブルー系、グリーン系、ゴールド系、グレー系、ブラック系などがあります。この真珠独特の色合いもその真珠層と深い関わりがあり、真珠層が厚いものほど美しい色になります。

無調色真珠

ほとんどのあこや真珠は、調色がされています。これは、真珠本来の色ではなく、人間が手を加えた人工美なのです。松本真珠の無調色真珠は、核と真珠層の間に付着した汚れを取り除くシミ抜き処理しか行いません。そのため、あこや真珠の良さを最大限に生かした、嘘のない真珠本来の美しさを生み出す事が出来るのです。調色のされていない真珠は、透明感が違います。

越し物

夏を二度越すものを「越し物」といいます。春に核入れをし、翌年の水温の低い時期に浜揚げした真珠は、光沢(テリ)・巻きがもっとも良くなります。 夏を二度越すものが「越し物」に対し、春に核入れをし、当年の冬に浜揚げをした真珠を「当年物」とよびます。当年物真珠の巻きの厚さ0.2~0.3mm前後なのに対して、松本真珠で扱う越し物は0.6~0.8mm前後になります。「巻き」の厚い真珠をつくるためには、ただ長い期間をかけるだけでは作る事が出来ません。厚みが増える分、真円のきれいな真珠を作ることが困難になります。また自然の生き物から育まれるため、海にいる間に自然災害や感染症など病気で貝が死んでしまうリスクも大きくなります。

真珠を選ぶなら

静岡市で20年以上真珠専門店として多くのお客様のご案内をしてまいりました。品質の良い真珠ネックレスをたくさんご用意してお待ちしております。

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「伊藤 実穂」はLUCIR-Kのスタッフです

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