秋田県

秋田の文化

なまはげ

「なまはげ」は男鹿半島に伝わる年神（としがみ）です。鬼の面とミノ・出刃包丁のいでたちで「泣ぐ子はいねがー」と家に上がり込む伝統行事が、国の無形民俗文化財に指定されています。囲炉裏（いろり）で怠ける人の手足にできた火斑（なもみ）をはいで懲らしめる「なもみはぎ」が語源とされ、男鹿に来た漢の武帝と鬼を追い払う伝説が関連すると考えられています。

秋田美人

世界3大美人の小野小町（おののこまち）が秋田県の出身とされることから、「秋田小町」とも呼びます。秋田美人は背が高く、色白で面長、切れ長の目と通った鼻すじなどが特徴とされます。日照時間の短さや湿度の変化の少なさなどが肌の美しさに影響する説、秋田県に移り住んだロシアやヨーロッパの人々の遺伝による説などが伝わっています。

秋田の県民性

シャイでまじめ、照れ屋さんが多い秋田県民。初対面は口数が少なくても打ち解けると深く面白いお付き合いができます。気持ちは優しくおっとりとしている方が多いのですが、芯が強く粘り強く取り組む人が揃っている。おしゃれで新しいものが好きな流行のアンテナが高い。

秋田県の結婚式事情

結婚はふたりだけのものではなく家同士の結びつきと言う考え方で親戚をたくさん招いてにぎやかな披露宴を行われることが多いです。全国平均で挙式人数は70名前後ですが秋田県では100名を超えるのは当たりまえ。中には200名を超えるゲストの結婚式も珍しくありません。