なぜ男性が贈る？婚約指輪を購入する意味合いと必要性とは

婚約指輪のイメージ

箱をぱかっと開けるとダイヤモンドがきらりと光り、シンプルなプラチナのフレームに指を通す…。婚約指輪ときくとこんなイメージの方が多いと思います。結婚指輪との違いは、プロポーズの時に用意するもので男性が女性にプレゼントするものだと定義されています。

結婚の申し込みとして

所説ありますが、婚約指輪の始まりはダイヤモンド(石)を贈るということから始まったそうです。その昔、男性が狩猟とし女性が家を守るのが家族の役割とされていました。狩猟に出るとは命に係わることもあり必ず戻るから待っていてほしいという意味合いがあったそうです。

婚約指輪の歴史

上記にもありますが結婚の約束として自分の守り石を大切なパートナーに贈ったことをはじめ、古代ローマ時代には鉄製のリングを男性から女性に贈られていたのだとか。円を繋ぐ=縁をつなぐことから結婚の約束の意味合いとなり、現在の婚約指輪の形になったのではと言われています。

時代の変化

その時代によって婚約指輪の形態などは変化があるものの、男性から女性に揺るがない決意を示すものということは変わらないようです。しかし、今の時代男性から女性に贈るということがそもそも時代錯誤では？と疑問が上がるのですが世間一般の男性・女性の考えはどのように思っているのでしょうか。

よくある質問

Q 女性と一緒に婚約指輪を見るのと自分ひとりでえらぶのとどちらが良いでしょうか。

A 多くの男性が彼女に婚約指輪のデザインを選ばせてあげたいと考えるようですが、ひとりで選ばなければサプライズになりません。その場合は後日デザインを選ぶプロポーズ専用リングを選んでください。

Q プロポーズ専用リングとは何ですか？

A デザイン枠は仮のもので、男性はダイヤモンドだけ選べば良いという優れものです。プロポーズ当日はその専用リングで渡し、後日彼女と一緒にお店に行ってデザイン枠を選ぶという流れになります。

Q 購入したらすぐにもって帰れますか？

A オーダーしたものは当日持ち帰りはできないものが多いです。店頭に並んでいる商品をお持ち帰りでしたら可能です。

Q サイズは後でも直せますか？

A はい、ほとんどのリングがサイズ直し可能です。しかし、製法や素材など特殊なものほど修正ができないものが多いので、選んだ指輪がその後のケアもできるのか購入の際に聞いておきましょう。

男性から見た婚約指輪

婚約指輪のイメージは男性が贈るもの。プロポーズの時に彼女にプレゼントしたいと考える方も多く、憧れのプロポーズシーンもあるのだとか。特にロマンチックな男性は女性の憧れをかなえられる自分でありたいと考えるようですね。婚約指輪に対して好印象な意見だけではく少数派の意見としては、必要ないものであれば購入したくないと思われる男性もいました。

女性から見た婚約指輪

婚約指輪に憧れがないかと聞かれると憧れはあり、彼にプレゼントしてほしいと思われる女性が大半でした。しかし結婚よりも同棲するカップルが増え、お財布事情により素直に欲しいと言えない状況にあるようです。相手の収入が分かっている手前、自分だけ高額なものをねだるのは気が引けるということなんでしょうね。

古くからのいわれ

日本には昔から結納という儀を交わす習慣があり、家同士の結びつきを示すため男性から女性の家に結納金を収める風習があります。お金を収める意味として、女性の両親へ独り立ちしても十分な経済能力があるということ、彼女を幸せにする覚悟があることを示すものとも言われています。

時代により変化し最近では顔合わせでは食事を一緒にしてふたりの結婚までのスケジュールを互いに報告し合うようになり、結納という形式は取らない家が多くなりました。

大切なこと

婚約指輪はどちらから贈るのか、結納はするべきかなどはその家同士の習慣や考え方によって異なると思います。一方の考えを押し付けるのではなく、互いの意見を聞いた上でどのようにするのかを考える事が1番大切ではないでしょうか。物があふれている時代、重要なことはこれから幸せな未来を作り上げる事、それは結婚する本人だけではなくその家族も同様に考えなければならないということです。

婚約指輪を知ってみる

必要か、必要でないかは個人の考えもありますが一般論では婚約指輪はプレゼントしてあげてほしいと考えます。その理由としては、結婚後、奥さんに何かプレゼントする機会があるかどうか考えてみてほしいのです。誕生日プレゼントや結婚記念日でちょっとしたプレゼントは購入したとしても、婚約指輪と同等のプレゼントをするでしょうか？

人生でたったひとりのパートナーに、特別な想いがあるのであれば婚約指輪をプレゼントして彼の想いを伝えてみてはいかがでしょうか。ふたりの最高の思い出になるのは間違いありません。

婚約指輪の相場

金額

全国平均で36万円ほどと言われていますが、10万円代からご用意することも可能。大ぶりのダイヤモンドを使用してオーダーするのであればそれなりの金額が必要になりますが、20万から30万円ほどの婚約指輪が主流ではありますし、見比べてみて自分が納得するものを選んで見てください。

指輪のデザイン

シンプルで人気なデザインはソリティアと呼ばれるダイヤモンド1石タイプの婚約指輪です。最もシンプルであり、意味合いをダイレクトに感じることができそうです。しかし、好みのデザインが分からない、指輪のサイズに不安のある人はプロポーズ専用リングもありますので検討してみてください。また、ネックレスで検討してみても良いかもしれませんね。

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