日本 lucir cut ルシルカット|宝飾業界のタブーを打ち破る次世代の輝き
- ダイヤモンド
日本
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JEWELRY MAGAZINE所属。これまでの経験を活かし宝飾関連のリアルを発信していきます。みなさまのお役立ちになれるような情報を伝えていきます!
「ITO MEGUMI」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです。ジュエリーの歴史において、ダイヤモンドの輝きをいかに引き出すかという探求は常に続けられてきました。しかし、現代に登場した次世代ジュエリーのアプローチは、これまでの常識を根本から覆すものです。それが「ルシルカット」と「ノッチグリップセッティング」の融合が生み出す「引き算の美学」です。
ダイヤモンドの王道といえば「ラウンドブリリアントカット」ですが、「ルシルカット」はこれをベースにさらに進化させたカッティング技術です。単に形がシャープで美しいだけでなく、光の動きが緻密に計算されています。下から入ってきた光を一切逃がさず、すべて上に向かって跳ね返す仕組みになっており、ダイヤモンドが持つ本来の輝きを最大限に引き出すことができます。
どんなに完璧にカットされたダイヤモンドでも、従来のセッティング(石留め)には大きな課題がありました。金属の「爪」によって光の通り道が遮られてしまう点です。これを解決したのが「ノッチグリップセッティング」です。この技術では、石を留めるための爪を一切なくし、両側からダイヤモンドを挟み込むだけで固定しています。一見すると簡単に外れてしまいそうですが、それを可能にしているのが「64チタン(アルファベータチタン合金)」という特殊素材です。
ノッチグリップセッティング最大の魅力は、金属の爪がないため、ダイヤモンドの側面が完全に開放される点です。360度全方位から光を取り込むことができるため、ルシルカットの輝きが極大化されます。従来のジュエリーは、デザインや装飾を「足す」ことで美しさを表現してきました。しかし、この技術は極限まで無駄を削ぎ落とし、余計な装飾や石を留める爪すらも排除しています。この「引き算の美学」こそが、対象が本来持っているポテンシャル(=ダイヤモンド自身の輝き)を最も強く引き出す結果を生んでいるのです。
「ルシルカット × ノッチグリップセッティング」は、単なる宝飾品進化ではなく、機能美と工学が見事に融合した次世代のスタンダードと言えます。何かを足すのではなく、極限まで無駄を削ぎ落とすことで対象のポテンシャルを最大化するこの哲学。動画の最後では、「あなたの今の仕事や生活の中で、何かを足すのではなく、あえて削ぎ落とすことで輝きを増すものは一体何でしょうか?」という問いかけがなされています。ジュエリーの革新から生まれたこの思考法は、私たちの日常や働き方にも、新しい視点とヒントを与えてくれるのではないでしょうか。
「ITO MEGUMI」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです

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