あの厳しい父親が号泣!親への感謝を最大限に伝えられた結婚式のエピソード

あの厳しい父親が号泣!親への感謝を最大限に伝えられた結婚式のエピソード

どんな家族にも長い歴史があり様々なエピソードがあります。サンタアムールエテルニテで先日執り行った結婚式でのある物語をご紹介します。普段は無口で会話の少ないお父様との感動的な体験談。結婚式は普段、口に出来ない事を伝えられる特別な時間なのです。

この記事を書いたスタッフ

MIHO ITO
MIHO ITO

JEWELRY MAGAZINE所属。得意なものはジュエリーと食。ジュエリーはデザイン製作・宝石の仕入れも担当しプロから見た選ぶポイントをご紹介。本当に良いものを選ぶには教科書にも載っていないことが重要だったりします。心から満足できる事を追求し、情報をお届けします。

「MIHO ITO」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです。

目次

厳格な父との関係性

結婚式なんて、形式だけでいい。そう言い切っていた厳格な父。幼い頃から一度も涙を見たことがなく、サンタアムール・エテルニテでの結婚式が決まった時も、父はただ短く「わかった」とだけ答えました。

対面式での時間

挙式の直前。サンタアムールの森にひっそりと佇む独立型チャペルで、親への感謝を伝える「ファミリーミート(対面式)」を行いました。互いの両親を交えて紹介し合うような時間で形式的なものでした。

扉が開き、ドレス姿の私を見た瞬間、父の背中がびくっと震えました。 本来は結婚式の最後に両親への感謝の気持ちを込めた手紙を読むはずですが、人前で手紙を読むことに少々のためらいと恥ずかしさがあり、最後の手紙は当たり障りのない内容になりそうでした。だからこそ、父と母に個別の手紙を書き、手渡しすることに決めました。

静まり返ったチャペルに、父が手紙をめくる紙の音だけが響きます。 数秒後、父の眼鏡の奥に光るものが溢れました。声を殺して肩を震わせる父の姿に、私も、そして扉の外で見守っていた母も、堪えきれず涙しました。

普段は会話の少ない父でしたが、大切な時は必ずそばにいてくれたこと。これまで何も不安もなく過ごせてきたことに、感謝の気持ちを込めて本当の事を初めて伝えられたと思います。

挙式の時間

気持ちを伝えてからお互いに気恥ずかしさもありますが、今までに味わったことのない絆を感じチャペルでの待ち時間も何かいとおしい感覚。特に会話をしたわけでもないのに、父の事が少し理解できたように感じました。バージンロードを一緒に歩けたことも、いまでもしっかりと記憶に残っています。

披露宴の時間

結婚式は滞りなく過ぎ、披露宴では幼馴染と楽しそうに会話する父母の姿がありました。私達の結婚式は余興や演出よりもゲストと楽しむ時間をとりたかったのでお料理を楽しみながらフリースタイルで時間を過ごすことにしました。

ビュッフェスタイルのお料理でしたが、食材や調理法にこだわってオーダーメイドでご用意しました。友人も親族もとても喜んでくれて、その場で楽しんでいる様子を感じられて良かったです。

ガーデンでの特別な時間

最後はガーデンで素敵な演出を。願いを込めたランタンのライトアップ演出。幻想的な光と静寂な時間。隣にいた父が、幸せになれよとポツリとささやいたこと、今でも忘れられません。非日常の空間だからこそ、本当の気持ちを大切な時に伝えられたのかも知れません。

サンタアムール・エテルニテの「エテルニテ」は、フランス語で永遠を意味します。 あの時、冬の冷たい風の中で感じた父の手の温もりと、溢れ落ちた大粒の涙。 それは、どんな豪華な演出よりも深く私の心に刻まれ、一生消えることのない「親子の絆」という宝物になりました。

サンタアムールエテルニテ

1日貸切の結婚式ができるサンタアムールエテルニテは、私達の願いを叶えてくれる結婚式場でした。演出よりもおもてなしを感じるお料理や空間作りに協力して下さったスタッフの皆様に感謝です。自分たちも最初に行ったブライダルフェアに参加されると良いと思います。

結婚式を検討している方も、普段伝えられない気持ちを伝えるにとても良い時間と思います。私たちは予算の関係で迷っていましたが、結婚式して良かったと思っています。

サンタアムールのブライダルフェア

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