チャペル・神前・人前式。それぞれのスタイルの特徴やメリットデメリットを解説!
結婚式には主に「チャペル式」「神前式」「人前式」の3つのスタイルがあり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。そもそも結婚式に参加したことがない、少ない方は想像がつかないものです。それぞれ、どのようなスタイルの結婚式なのか解説いたします。
この記事を書いたスタッフ
MIHO ITO JEWELRY MAGAZINE所属。得意なものはジュエリーと食。ジュエリーはデザイン製作・宝石の仕入れも担当しプロから見た選ぶポイントをご紹介。本当に良いものを選ぶには教科書にも載っていないことが重要だったりします。心から満足できる事を追求し、情報をお届けします。
「MIHO ITO」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです。 チャペル式(教会式)
キリスト教の形式に則った挙式スタイル。チャペル(礼拝堂)や教会で行われます。牧師や司祭が司式を務め、聖書の朗読や賛美歌、指輪の交換が含まれるのが一般的。荘厳でロマンチックな雰囲気が特徴です。ステンドグラスから差し込む光、厳かな音楽(パイプオルガンや聖歌)が響き渡る中で愛を誓う姿は、まさに映画のワンシーンのようです。純白のウェディングドレスが映える場でもあり、フォーマルで優雅な挙式を求めるカップルに人気です。
チャペル式の特徴
- 神聖で厳かな雰囲気
ステンドグラスやキャンドルライトに彩られた空間で、厳かな音楽(パイプオルガンや賛美歌)が流れる中、誓いを立てます。宗教的な意味合いと共に、荘厳な空気感が挙式を特別なものにします。
- 牧師または司祭の進行
牧師や司祭が新郎新婦の結婚を承認し、指輪交換や誓いの言葉、祝福の祈りが行われます。神聖な儀式により、結婚が神聖な契約であることを強調します。
- ウェディングドレスが主流
新婦は純白のウェディングドレス、新郎はタキシードやスーツが一般的です。チャペルの雰囲気にドレスが映え、映画のようなシーンが演出されます。
こんな方におすすめ
映画のような結婚式に憧れ華やかな結婚式をイメージしている方。ステンドグラスやキャンドルなどの幻想的な雰囲気が好きな方。伝統的でフォーマル、厳粛な雰囲気を大切にし、クラシックなウェディングドレスを着たい方。
カジュアルで自由な雰囲気や和装を重視したい方は、前撮りの衣裳をこだわってみたり、披露宴のスタイルをカジュアルにすることで挙式とのギャップができ、ゲストにも新鮮な印象を与えてくれます。
メリット
- ロマンチックで絵になる挙式
美しいチャペルや礼拝堂での挙式は写真映えし、思い出に残るシーンがたくさん作れます。
- キリスト教徒でなくても挙げられる
日本の結婚式場のチャペル式では、宗教に縛られず誰でも挙式可能な場合が多いです。
- 格式と伝統を兼ね備えたスタイル
白いウェディングドレスと厳粛な儀式で、フォーマルで伝統的な雰囲気を求める方にぴったりです。
- 一生に一度の特別感を演出
チャペルの厳かな雰囲気と儀式の重みが、結婚式の神聖さを際立たせます。
デメリット
- 形式が固定されている場合がある
宗教的な儀式であるため、ある程度の流れやルールに従う必要があります。自由度が低く感じることも。
- 費用が高めになりやすい
チャペルの装飾や音楽、衣装レンタルなどで費用が高額になることがあります。
- 宗教的な要素が薄い
場合も本格的なキリスト教の結婚式を望む方にとっては、式場のチャペルでは物足りなく感じることがあります。
神前式
日本の伝統的な神道の儀式に基づく挙式。神社で行われることが多く巫女の舞や三三九度(酒を交わす儀式)などが含まれることもあります。神道の厳かな儀式に魅力を感じる方や和装(白無垢や色打掛)を着たい、家族の絆や、先祖を大切にする文化を重視したい方におすすめです。
神前式の特徴
- 神道の儀式に基づく厳かな雰囲気
巫女の舞や祝詞奏上(のりとそうじょう)など、神道特有の儀式が行われます。三三九度の杯で酒を交わす「契りの儀式」が代表的な場面です。
- 家族の結びつきを重視
新郎新婦だけでなく、両家の結びつきや家族の絆を強調するスタイルです。家族中心の儀式が行われるため、格式のある場にふさわしい雰囲気となります。
- 和装が基本
新婦は白無垢や色打掛、新郎は紋付袴を着用します。和装を引き立てる厳かな会場の雰囲気が特長です。
- 神社や神殿で行われることが多い
地元の神社で挙式を行う場合も多く、伝統的な日本建築や自然豊かなロケーションが魅力です。
こんな方におすすめ
静かで荘厳な雰囲気の中、落ち着いて愛を誓いたい、華やかさよりも、品格や格式を重視したいかたにぴったりの挙式スタイル。神社や神殿のある結婚式場で挙式を行い、披露宴会場でパーティーを行います。神社の場合は隣接した披露宴会場を利用するか、お付き合いのある結婚式場で披露宴をお願いするのが良いでしょう。
カジュアルなスタイルや洋装のドレスを着てみたいのであれば、前撮りや披露宴のお色直しで衣装を変えてみても良いでしょう。神前式は、日本の伝統を感じながら、家族や自分たちのルーツを見つめ直す特別な時間を提供してくれます。特に、日本ならではの結婚式を希望する方に最適です。
メリット
- 伝統的で格式高い挙式
日本ならではの文化や歴史を感じることができ、特別感があります。祖父母や年配の親族にも喜ばれるスタイルです。
- 家族中心の温かな儀式
両家の結びつきを大切にするため、家族同士の絆を深める挙式としても最適です。
- 和装が映える
白無垢や色打掛など、日本伝統の衣装が主役になり、写真映えする挙式が叶います。
- 日本の美しいロケーションで挙式
可能桜の季節や紅葉の時期など、四季折々の自然が挙式を彩ります。
統的で格式高い挙式
デメリット
- 宗教的な知識や作法が必要
神道の儀式に基づくため、作法や流れを事前に理解しておく必要があります。
- 招待客の人数が限られる場合がある
神社の神殿は小規模な場合が多く、親族中心の少人数挙式になることが一般的です。
- 自由度が低い
決められた儀式の流れに沿って進行するため、個性的な演出が難しい場合があります。
- 移動の手間がかかる場合も
神社と披露宴会場が異なる場所にある場合、移動やスケジュール調整が必要になることがあります。
人前式
人前式(じんぜんしき)は、宗教的な形式にとらわれず、家族や友人、招待客全員を「結婚の証人」として愛を誓う挙式スタイルです。近年、自由で個性的な結婚式を希望するカップルに人気があり、形式や内容を自由にカスタマイズできる点が特徴です。
人前式の特徴
- 宗教に依存しない自由な形式
人前式には宗教的な要素がなく、宗教に関係なく誰でも参加しやすいスタイルです。新郎新婦が自分たちで式の内容を決められるため、個性を活かした挙式が可能です。
- 証人は列席者全員神や宗教的
存在ではなく、列席者全員を証人として誓いを立てるのが特徴です。家族や友人に直接感謝の言葉を伝えたり、誓いを共有したりするアットホームな雰囲気が魅力です。
- 場所や演出の自由度が高い
ホテルやレストラン、ガーデン、ビーチなど、式を挙げる場所を自由に選べます。また、オリジナルの誓いの言葉を用意したり、リングドッグ(犬が指輪を運ぶ演出)を取り入れたりするなど、演出も多彩です。
メリット
- 自由度が高い
式次第や演出、衣装、進行方法などを自由に決められます。新郎新婦の個性や好みを最大限反映した式が可能です。
- 参加者が一体感を感じられる
ゲスト全員が「証人」となるため、挙式そのものが温かく、アットホームな雰囲気に包まれます。
- 宗教に関係なく参加しやすい
特定の宗教に縛られないため、どんな宗教観を持つゲストでも違和感なく参加できます。
- 費用を調整しやすい
特定の宗教施設を利用しないため、式場や演出にかける費用を抑えたり、逆にこだわった演出に予算を集中させたりすることができます。
デメリット
- 厳かな雰囲気が薄れる場合がある
自由度が高い分、形式にとらわれない軽やかな雰囲気になるため、伝統や格式を重視したい場合には物足りなく感じることもあります。
- 準備に時間がかかる
式の内容を一から考える必要があるため、計画に手間がかかります。演出や進行をどうするかなど、新郎新婦自身で決めることが多いです。
- 形式が曖昧に感じる
伝統的な儀式を好む方や年配のゲストには、自由すぎる形式が理解されにくいことがあります。
人前式に向いている方
宗教観や形式にとらわれず自由なスタイルを好む方におすすめ。親族を含むゲストに重きを置き感謝の気持ちを込めて結婚式を行いたい、披露宴で体験型のおもてなしをしたりガーデンを利用してお料理やスイーツを楽しめる結婚式などが向いています。
選択肢の多い結婚式場
静岡市で上記すべての結婚式を行える会場はグランディエールブケトーカイ。JR静岡駅直結、アクセス面も嬉しい立地。挙式のスタイルはグランディエール内の施設でも、神社婚も可能なので自分たちがどんな結婚式をしたいかで選択することができます。ブライダルフェアではイメージの無い方も、じっくりと相談できるので気軽に来館してみては?
ブライダルフェアを見てみる
グランディエール ブケトーカイ
〒420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1
TEL:054-273-5151
受付時間10:00~18:00
定休日火・水曜定休