【婚約指輪選び】本当に品質の良いダイヤモンドを選ぶ3つの法則

【婚約指輪選び】本当に品質の良いダイヤモンドを選ぶ3つの法則

これから結婚をするカップルにとって”婚約指輪”は特別な意味を持つ大切なアイテムですよね。多くのカップルから「婚約指輪ってどうやって選べばいいの?」と疑問の声があります。婚約指輪はデザインに注目しがちですが、デザインではない、重視すべきポイントをお伝えしていきます。

この記事を書いたスタッフ

杉田 晴奈
杉田 晴奈

ブライダルジュエリー店の店長をしながら、社内インフルエンサーとしてTikTokやYouTubeで「ペンを拾うお姉さん」として所作の動画を投稿中。TikTokライブではジュエリー紹介なども配信中。コンサル部門では、所作・マナー教育やwebライティングによるSEO対策、撮影指導などマルチに活躍。

「杉田 晴奈」はTIARA ティアラのスタッフです。

目次

プロポーズでダイヤモンドを
贈る意味合いとは?

ダイヤモンドは希少価値が高く、最も硬い宝石であることから古くから「固い絆」の象徴とされてきました。 また、美しい透明であることから”純粋無垢” ”潔癖”を意味する宝石として婚約指輪に活用されてきました。 パートナーにダイヤモンドを贈ることで、お互いを信頼するという意味も込められているのです。

婚約指輪選びの基本

ジュエリーショップには婚約指輪がたくさん並んでいます。婚約指輪選びでは主に、好きなデザインと好きなダイヤモンドを組み合わせて製作するセミオーダーが人気を集めています。ダイヤモンドも豊富で「どれも綺麗!」と目を輝かせる方がほとんどです。しかし一見綺麗なダイヤモンドですが、ダイヤモンドの採掘や、流通における深刻な問題を皆様はご存知でしょうか?

ダイヤモンドにおける問題

労働者の搾取

ダイヤモンドの採掘における労働者の権利侵害は有名な話です。一部の安価なダイヤモンドは、過酷な労働条件や違法な労働者の使用によって生産されています。子供労働や劣悪な労働条件が当たり前となっている地域もあります。

紛争ダイヤモンド

血で染まったダイヤモンドとして知られる紛争ダイヤモンドも問題となっています。これらのダイヤモンドは、紛争や戦争を資金提供するために違法に採掘され、市場に供給されています。消費者が手に入れたダイヤモンドが、紛争や人権侵害に関わる可能性もあるのです。

二次流通ダイヤモンド

二次流通ダイヤモンドとは、一度所有者が変わった後に再び市場に出回るダイヤモンドのことです。これらは新品のダイヤモンドではなく、以前に誰かによって所有されていたものです。二次流通のダイヤモンドは、新品のダイヤモンドよりも価格が低く設定されることが一般的です。そのため、予算に制約のある消費者にとっては魅力的な選択肢となりますが、品質などの保証はありません。

不正取引と品質の劣化

ダイヤモンドの中には、違法なダイヤモンド取引や品質の劣った商品も含まれている場合もあります。消費者は安価なダイヤモンドを購入する際に、その製造過程や取引の透明性について慎重に考える必要があります。

最高のダイヤモンドに出会うために

上記のようなダイヤモンドって本当に身近にあるの?と思われるかもしれませんが、残念ながら世界的な問題としてこのようなことがあるのは事実です。素敵な意味が込められている婚約指輪。大切なパートナーへ贈るダイヤモンドは安心できるものが良いですよね。そこで以下では、知っておきたい本当に品質の良いダイヤモンド選びのポイント3つをご紹介していきます。

1.選び抜いた原石である

ダイヤモンドは現在、研磨後に4Cによって評価されていますが、研磨後のダイヤモンドが輝くためには原石の段階での見極めが重要になってきます。 例えば同じ料理でも食材の質によって味が異なるのと同様で、素材が良いと良いものが出来上がってきます。ダイヤモンド原石そのものの質が良いと4Cグレードに関わらず美しく輝きます。

ダイヤモンドの原石は3つのグレードに分類されます。

ソーヤブル

ダイヤモンドソー(のこぎり)を使って分割でき、宝石用のダイヤモンド原石の中で最も高品質なものがソーヤブルです。綺麗な正八面体の形をしており、透明度も非常に高く、宝石用のダイヤモンド原石の約20%を占めています。

メイカブル

「(ダイヤモンドを)作ることができる原石」という意味のメイカブル。 形状はごつごつしており、不定形のため原石の形に合わせたカットをどうしても必要となります。 ダイヤモンドの仕上がりが職人のカット技術に左右されやすく、宝石用ダイヤモンド原石の80%を占めています。多くのダイヤモンドはメイカブルから作られています。

ニアジェム

工業用に利用されるダイヤモンド原石の品質に近いニアジェム。 透明度が低かったり黒い炭素の内包物が入っていたりするため、ブライダルリングや高価なジュエリーに用いられることはほとんどありません。表面の処理を行うことで、低価格帯のジュエリーに用いられることがあります。

2.輝きの評価がある

ダイヤモンドは数ある宝石の中で極めて高価なもので、唯一輝きを楽しむ宝石です。その輝きをAIで測定することで、それぞれのダイヤモンドの見た目の美しさを科学的に判定します。ダイヤモンドの見た目の美しさに関する、世界一の信頼性、精度、客観性を誇る評価基準です。

ライトパフォーマンス鑑定

ダイヤモンドのライトパフォーマンスは、ダイヤモンドの光への反応のことで、ダイヤモンドの見た目の魅力や個性の決め手となります。また、ダイヤモンド鑑定に新たな要素をもたらすことで、4Cを超えるダイヤモンド鑑定を実現します。ライトパフォーマンスは、ダイヤモンドの見た目の美しさを包括的かつ客観的に表現できる基準となっています。

ライトパフォーマンスの構成要素

ダイヤモンドの輝きはブリリアンス、ファイア、スパークル、ライト・シンメトリーの4種類の要素に分けて計測します。4種類の輝きはそれぞれExceptional, Very High, High,Standard, Minimumの5段階で評価され、最終的に統合グレードとして1つの「輝きの評価」を示します。

3.産地証明書がある

ダイヤモンドの産地証明書が付属しているダイヤモンドは、市場全体のごく一部に過ぎません。これは、産地の明確な特定や証明が困難な場合が多いからです。しかし、私たちの身近で例えるとスーパーで野菜を購入する際にも「〇〇産〇〇農家が作った」など知ることで安心感を得ていませんか?ダイヤモンドも産地証明書があることで健全なダイヤモンドだと証明できるのです。


これらの3つの条件を全て備えているダイヤモンドが、静岡では唯一ブライダルリング専門店TIARA(ティアラ)で取扱っています。その名も「パーフェクトラフダイヤモンド」。パーフェクトラフとはどのようなダイヤモンドなのか具体的にご紹介いたします。

ダイヤ原石全体の0.02%の奇跡!
最高品質のパーフェクトラフ

新しい等級「パーフェクトラフ」

パーフェクトラフは主にソーヤブル原石を使用しています。宝飾用に使うことができるダイヤモンド原石は産出されるダイヤモンド全体の約5%にあたり、その中でもソーヤブル原石は約15%しかありません。そしてそのソーヤブル原石の中でも約3%のダイヤモンド原石だけがPERFECT ROUGHの称号を与えられるのです。 PERFECT ROUGHは原石全体のわずか0.02%の奇跡。よって、PERFECT ROUGH(パーフェクトラフ)は、ソーヤブルの上に位置する原石の新しい等級ということです。

ラフダイヤモンドマスターが見極める

ラフダイヤモンドマスターは、ダイヤモンド鉱山やダイヤモンド原石、研磨済みのダイヤモンドまでダイヤモンドの全てを知り尽くしたマイスターです。 この天然ダイヤモンド原石を知り尽くしたラフダイヤモンドマスターが選ぶことで、PERFECT ROUGHの称号が与えられます。デビッド・ホロウィッツは、ラフダイヤモンドのスペシャリストであり、全てのラフダイヤモンドの選択別と、PERFECT ROUGHの品質を見極めるための厳密な評価を行っています。

PERFECT ROUGH CUT

ダイヤモンドのカットの階級は最高グレードのExcellent(エクセレント) Very Good(ベリーグッド)、Good(グッド)、Fair(フェア)、 Poor(プア)の5段階に分かれます。PERFECT ROUGH CUTは 最先端のテクノロジーと最高の研磨技術によってダイヤモンドの 美しさを最大限に引き出すカットで、Excellentの中でも特別な プロポーションのダイヤモンドのみに与えられる最上級の称号です。

PERFECT ROUGH DIAMONDに
認められるための基準

PERFECT ROUGH CUTされたPERFECT ROUGHが、PERFECT ROUGH DIAMONDに認められるためには以下の基準をクリアしなければなりません。

1.厳選されたダイヤモンド原石

パーフェクトラフは主に、カナダ、ボツアナ、レソト、南アフリカ、ナミビアの鉱山から産出されます。また、ラフダイヤモンドマスター デビッド・ホロウィッツのチームが厳選した原石には、ダイヤモンド関連のハイテク機材を開発製造する世界の企業SARINE社による証明がついてきます。 選んだダイヤモンドがどこの鉱山で採掘され、どのような原石であったか、そして原石から研磨に至る工程の画像やデータが記録されています。

2.PERFECT ROUGH CUT Dataで管理

PERFECT ROUGH CUTは、最先端のプロポーション測定システムによってプロポーションの基準を 厳密に設定されたカット方法です。全てのPERFECT ROUGH DIAMONDはこの厳密な基準に沿ってカットされています。 また、カットされたダイヤモンドは全て詳細にチェックされ、1点のダイヤモンドにつき889項目のデータが作成されます。このデータは半永久的に保管されダイヤモンドの同一性確認に使用します。

 3.H&C(ハート&キューピット)

対称性に優れたダイヤモンドの場合、特殊な条件下でダイヤモンドを見た時に、パビリオン側(下部)に8つのハートのようなパターン、クラウン側 (上部)に8本のアロー(矢)のようなパターンが出現します。PERFECT ROUGH DIAMONDであるための基準の一つに、 このHeart&Cupid(ハート&キューピッド)を持っているかどうか、という点があります。  

4.アルティメットスリースター

ダイヤモンドの輝きはブリリアンス,ファイア,スパークル,ライト・シンメトリーの4種類の要素に分けて計測します。4種類の輝きはそれぞれExceptional, Very High, High, Standard, Minimumの5段階で評価され、最終的に統合グレードとして1つの「輝きの評価」を示します。統合的に最高に輝くダイヤモンドに与えられるグレードが「Ultimate★★★」なのです。PERFECT ROUGH DIAMONDは Ultimate★★★の基準を満たしているものになります。

5.Long Star (ロングスター) 内反り

PERFECT ROUGH CUTの最大の特徴は、ロングスター と呼ばれる内反りです。通常の58面ダイヤモンドが正方形 を二つ重ねたようなデザインをしているのに対し PERFECT ROUGH DIAMONDはシャープで美しい星 のような見た目を持ちます。入射光を多く取り込み、上部にシャープで美しい輝きを返すPERFECT ROUGH DIAMONDは、他にはない究極の輝きを放ちます。

6.3EX(トリプルエクセレント)

通常のプロポーションエクセレントに加えて、ポリッシュ(研磨後の表面の状態)、 シンメトリー(対称性)の3項目全てエクセレントの評価を得ているダイヤモンドが 「トリプル・エクセレント」になります。PERFECT ROUGH DIAMONDもこの基準を満たしたものになります。

婚約指輪にふさわしいダイヤを

今回初めて「パーフェクトラフ」を耳にしたという方も多いと思います。それはまだ、全国で取扱っている店舗が限られているからです。TIARAは、国内・海外の約40の婚約指輪・結婚指輪ブランドを取り揃え、おふたりの希望に合う品質や予算に合わせて選べるお店です。一生に一度の婚約指輪のダイヤモンドは、最高の輝きを求めており、安心してお選びいただけるよう、ダイヤモンドの品質にもこだわっています。ダイヤモンドの産地や輝きが証明されたダイヤモンドをぜひお選びください。まずはお気軽にご予約くださいませ。

TIARA ティアラ

品質にこだわったダイヤモンド

「杉田 晴奈」はTIARA ティアラのスタッフです

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