和風の結婚指輪を選ぶコツ。みんなはどう選んだ?
- ブライダルリング
静岡市
婚約指輪の要となるダイヤモンド。プロポーズという人生をかけたことだからこそ、ダイヤモンド選びもとても重要になってきます。本当に美しいダイヤモンドとはどんなダイヤモンドなのでしょうか。婚約指輪専門店がおすすめするダイヤモンドをご紹介します。
この記事を書いたスタッフ
ブライダルジュエリー店の店長をしながら、社内インフルエンサーとしてTikTokやYouTubeで「ペンを拾うお姉さん」として所作の動画を投稿中。TikTokライブではジュエリー紹介なども配信中。コンサル部門では、所作・マナー教育やwebライティングによるSEO対策、撮影指導などマルチに活躍。
「杉田 晴奈」はTIARA ティアラのスタッフです。目次
一般的にダイヤモンドは「4C」という評価基準で品質が判断されます。ダイヤモンドの4Cとはダイヤモンドの4Cとは「カラット(Carat):重さ/カラー(Color):色/クラリティ(Clarity):透明度/カット(Cut):形やバランス」の4つに評価要素のことをいい、ダイヤモンドひとつひとつが持つ特徴を表したものです。それぞれの頭文字をとって「4C」と呼ばれています。この4Cは、ダイヤモンドの品質を評価する国際基準として定着していて、ダイヤモンドの鑑定書にはこの4Cが記載されています。
ダイヤモンド最大の魅力である「輝き」の美しさは、その比類なき「屈折率」によって生み出されます。すべてのダイヤモンドは、取り込んだ光を内部で反射させ、再度上部に跳ね返すことにより、その輝きを放っています。ダイヤモンドの輝きに影響する要素として、ダイヤモンドの原石や研磨状態や、個々の性質、内包物の位置、さらには色味によっても変化します。ゆえに、ダイヤモンドの輝きを測定するには、従来の品質評価基準である「4C」だけで語ることはできません。
ダイヤモンドにおいて最も重要と言われれる「輝き」の評価を、最先端テクノロジーを駆使し、客観的かつ科学的に、高精度で正確に分析、評価をします。ダイヤモンドの持つ4種の輝きである「ブリリアンス/強く白い輝き」「スパークル/煌めき」「ファイア/虹色の輝き」「ライトシンメトリー/輝きの対称性」をそれぞれ分析し、9段階で総合的に評価しています。そして、これら4つの輝きの評価がすべての項目でトップ評価を得たダイヤモンドには「Ultimate★★★(アルティメットスリースター)」という最高評価が与えられます。この「ライトパフォーマンス」は、ダイヤモンド鑑定機材の開発分野で世界的企業であるサリネ社によって開発された「サリネ・ライト」システムによって鑑定されており、世界的に見ても非常に信頼性の高い評価となっています。
サリネライトレポートとは、サリネ社が開発した「サリネライト」という評価システムによって、ダイヤモンドの輝きを証明する証明書のことをいいます。ダイヤモンドの輝きは、プロポーションをはじめとして、内包物の形状や位置、色味、そして原石の性質や微細な仕上げの差としった複雑な要因によって構成されます。サリネライトはその輝きを最先端のテクノロジーで科学的に測定、評価するシステムです。ダイヤモンドの美しさを決める4つの輝きがサリネライトで評価され、ダイヤモンドの輝きを証明します。
地球が生んだ奇跡の石とも言われているダイヤモンド。ダイヤモンドの輝きは原石によって決まります。ダイヤモンドは、研磨後に4Cによって評価されています。研磨後のダイヤモンドが輝くためには、原石の段階での見極めが重要になってきます。例えば、同じように調理された料理でも食材の質の良し悪しによってその味は変わります。高品質のダイヤモンド原石は4Cグレードにかかわらず美しい輝きを放つダイヤモンドとなります。
SAWABLE(ソーヤブル)
ダイヤモンドソー(のこぎり)を使って分割でき、宝石用のダイヤモンド原石の中で最も高品質なものがソーヤブルです。綺麗な正八面体の形をしており、透明度も非常に高く、宝石用のダイヤモンド原石の約20%を占めています。
MAKABLE(メイカブル)
「(ダイヤモンドを)作ることができる原石」という意味のメイカブル。 形状はごつごつしており、不定形のため原石の形に合わせたカットをどうしても必要となります。 ダイヤモンドの仕上がりが職人のカット技術に左右されやすく、宝石用ダイヤモンド原石の80%を占めています。多くのダイヤモンドはメイカブルから作られています。
NEAR GEM(ニアジェム)
工業用に利用されるダイヤモンド原石の品質に近いニアジェム。 透明度が低かったり黒い炭素の内包物が入っていたりするため、ブライダルリングや高価なジュエリーに用いられることはほとんどありません。表面の処理を行うことで、低価格帯のジュエリーに用いられることがあります。
上記から分かるようにソーヤブルがもっともグレードの高い原石となります。ソーヤブルの更に上の等級と言われれているのが「パーフェクトラフ」です。宝石になることができるダイヤモンドの原石は全体の中で5%と言われています。その5%のうち、正八面体の原石であるソーヤブルは15%しか産出できません。また、その15%のソーヤブル原石のうち約3%のダイヤモンド原石だけがパーフェクトラフの称号を得ることができます。ここからパーフェクトラフダイヤモンドは原石全体の0・02%の奇跡と呼ばれています。
パーフェクトラフダイヤモンドは、原石からこだわっていることが他のダイヤモンドと大きくことなります。現在、ダイヤモンドの価値は4Cによって判断されていますが、4Cはカットされた後に鑑定されるものです。パーフェクトラフダイヤモンドは鑑定前の原石にこだわり、カットにも追及したダイヤモンドのため、最高品質のダイヤモンド言われています。
ラフダイヤモンドマスターが見極めるパーフェクトラフダイヤモンドの原石には定義があります。
色彩:無色または淡い色調が理想
形状:結晶構造が一定の方向に配置されている
透明度:透明度が高いこと
これら3つを見極めているからこそ、パーフェクトラフダイヤモンドはきれいに輝きます。
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